現在のお仕事
環境プラント工業株式会社 営業企画課長。ワンフーというペットフードブランドの責任者として、ECサイト事業拡大と全国への商品普及を目指しています。
従来の営業の当たり前を覆す3つの強み
① リアクション感度の極限追求
「これ見たらどう思うだろうか。1番怯える箇所でもあるんですけど、若干楽しみでもあって」
1000円の値上げさえも「お客様の反応が楽しみ」に変える感性。一般的な営業が避けがちな顧客の生の声を、改善のヒントとして積極的に収集・分析しています。
② 現場×デジタルの二刀流アプローチ
- 現場力:阪急梅田駅の店舗での店長経験で培った接客スキル
- デジタル力:PowerBIやCRMを活用したデータ分析とECサイト運営
「結局接客が好きだった」という原点を持ちながら、最新のデジタルツールで数値化・可視化する現代型営業スタイルを確立。
③ 確信を持てる商品との出会いで爆発した営業力
「国内では本当にないドッグフード」という確信のもと、従来の「自信なくても売らなきゃいけない」営業から脱却。前職のコンビニ時代の「水素水を無理やり売る」ストレスから解放され、本当に良い商品を心から勧められる環境で真価を発揮しています。
夢を諦めた瞬間、新しい道が見えた
大学卒業後、本気でバンドでの成功を目指していました。ベースとピアノが弾けて、ジャズバーでも演奏していたんですが、正直ジャズが嫌いで(笑)。ある日、ライブハウスで頑張って100人集めたとき「あ、もう無理やと思って」。バンドを解散しました。20代前半、夢破れた状態でした。
「自信なくても売らなきゃいけない」地獄の営業時代
その後、阪急梅田駅でコンビニと駅売店の店長をやることになりました。梅田の2階、改札内という最高の立地。目を引けば売れる場所でした。でも会社からは「もっと堅実に」と言われて、あまり冒険はできない。
そして忘れられないのが、水素水を売れと指示された時のこと。梅田の一番売れるスペースに、全部水素水を並べろって言われたんです。直前まで大反対してたんですけど、逆らえなくて……。案の定、売れませんでした。あの時ほど「自信なくても売らなきゃいけない」辛さを感じたことはありません。
運命の出会い「国内では本当にないドッグフード」
島根で就職活動をしていた時、妻の母親が今の会社の社長と従兄弟だったんです。私が犬好きだってことで、ワンフーというペットフードを紹介してもらって。入社前にカタログを見た瞬間「本当にいい商品だな」って確信しました。これまでの「自信なくても売らなきゃいけない」状況とは真逆。心から良いと思える商品に出会えたんです。
「リアクションが楽しみ」に変わった瞬間
今では、お客さんの反応を見るのが本当に楽しくて。この前のイベントで1000円値上げしたんですよ。2kgの商品が2000円だったのを3000円に。「さすがに安すぎるから」って。普通なら怖いじゃないですか。でも「リアクションが楽しみでしょうがない」って思ってる自分がいて。
「1000円上がってるやん」って言われたら「いくらなんでも上げすぎちゃうな、すいませんね。でも今までが安すぎたんですよ」って、へへへって笑いながら対応してる。
原点は「人の顔色を伺う」経験
実は、人の反応を見るのが好きになった原点は、子供の頃にあります。父が怖くて、いつも顔色を伺ってたんです。何をしても気に入らない、殴られてた。だから家で反応を見て対応していました。その経験があったから「こう思われたらどうしよう」から「こう思わせたいな」に変わっていったのかもしれません。
データと感情の両輪で見える新しい景色
今はPowerBIやCRMなんかも使いながら、数値でもお客様の反応を見れるようになりました。でもやっぱり一番燃えるのは、イベントでの直接販売。お客さんとダイレクトで接客できて、その場で声を聞ける。クレーム言われても、お悩みを聞いても、それがまた次の改善につながる。
「対人を忘れちゃだめだよ」って周りからも言われるんですけど、本当にその通りだと思います。
イノベーターとしての実践
- 潜在課題の発見力:HAPILYとのプロジェクト参加により視野が拡大し、表面的な売上数字だけでなく、お客様の潜在的なニーズや課題を読み取る力を獲得。
- チーム連携の革新:営業・製造・本社の垣根を越えた「ざっくばらんに何でも話し合える」体制を構築。従来の縦割り組織の常識を覆す。
- 継続改善の仕組み化:ポップ制作からイベント企画まで、一つひとつの施策に対するお客様のリアクションを収集・分析し、次の改善に活かす循環システム。
これからの野望
今、一番やりたいのは、もっといろんなキャンペーンを打って、お客さんの反応を見ることです。失敗も成功も当然あるんですけど、そのためにカートも変えてもらって、部下にも協力してもらって。考えつくことはちょっとやってみたいなと。ワンフーを知らない人が日本にまだ大勢いるので、提案できる機会を余すことなく作っていきたい。